「悪役令嬢なんて言わせない」──婚約者の観察記録に秘められた、本当の彼女の姿とは?
「この人、自分のことを“悪役令嬢”って呼んでるけど……マジで言ってる?」
いや、最初は本当にそう思ったんです。どこかズレてて、やたら自信満々で、“悪役令嬢ムーブ”を全力でかましてくる。でもそれが、あまりにも全力すぎて、気がついたら目が離せなくなってて。
この作品、ぶっちゃけ“ギャップ萌え”の極みです。彼女の振る舞いは強気で堂々としてるのに、内心はすごく純粋で不器用。その落差が愛おしすぎて、「観察」してるつもりが、完全に感情持ってかれました。
この記事では、そんな『自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。』の魅力を、読みまくってハマった僕が全力で語ります。これからアニメ化するっていうのに、知らないとかもったいない。マジで。
この作品、なにがそんなに面白いのか?
『自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。』、略して“じあく”。これはただの悪役令嬢ものじゃありません。めちゃくちゃ新しいんですよ。
ポイントは2つ。
① 悪役令嬢側が主人公じゃなくて、観察者=婚約者の王子様・セシル視点ってとこ。
② そしてバーティアが、「本気で悪役を演じようとしている」ところ。
そう、彼女はただの転生者じゃない。「未来を知っている」って前提で、“破滅エンドを回避するために自分を犠牲にする”って行動してる。自分の評判?気にしない!それよりセシル王子に幸せになってほしい!ってガチで思ってるんです。
そこがもう泣けるし笑えるし、推せる。推しちゃう。
セシル王子の視点が最高すぎる件
セシル王子、めっちゃ冷静。まるで観察日記みたいな視点でバーティアを分析してるんですが、それが逆に感情ダダ漏れで面白いんです。
たとえば、彼女のトンデモ行動を淡々と「婚約者の言動を記録する」と言いつつ、だんだん「……可愛くないか?」ってニュアンスに変わってくるのが最高にエモい。
しかも、読者としてはその「気づきの瞬間」が分かるんですよ。「あ、王子、今ハマったな」っていう。あの一体感、クセになる。
それからセシルって、地味に言葉のセンスも神なんですよ。「~と判断した」っていう分析系ワードに、じわじわ愛情が滲んでて、「クールなのにデレてるやん!」ってニヤニヤしちゃいます。
“悪役令嬢もの”って正直マンネリ?→この作品は違う!
ぶっちゃけ、“悪役令嬢”ってジャンル、もう飽和してる感あるじゃないですか。
でもこの作品、そこを完璧に裏切ってくれるんです。
普通は、「転生して破滅ルート回避する」っていう“内向き”な葛藤なんですけど、バーティアは「推し(セシル)を幸せにするために、全部背負って“悪役”を演じる」っていう“外向き”の行動なんですよ。
しかも彼女、その行動を一切ためらわない。「それが私の使命ですから!」って顔で突き進む。なのに行動が全部ズレてるから、ギャグとしても最高。
具体的に言うと、王子の前でわざと他の男に言い寄って失敗するとか、「将来的に捨てられるから、今のうちに備えておきます」って宣言しちゃうとか。もうツッコミが追いつかない(笑)
原作とメディアミックスの違いを楽しむ
原作の小説と、コミカライズやアニメ版では、見え方がかなり違います。ここがファン的にはたまらないポイント。
原作小説は、セシルのモノローグがめちゃくちゃ細かい。彼の思考の揺れやツッコミが“文章だからこそ”じっくり味わえるんです。
コミカライズ版は表情の描写が秀逸。バーティアの顔芸、マジで破壊力抜群です。
アニメ版は声優さんの演技とテンポ感で、恋愛とギャグがさらに加速するのが楽しみポイント。
ファン的おすすめの読み順
- 原作小説でセシルの“分析と心の揺れ”を堪能する
- コミカライズでバーティアの爆笑顔芸とテンポを楽しむ
- アニメで声と動きが加わり、二人の化学反応を全身で味わう
みんなで語ろう!推しシーン投票
- セシルが初めて「可愛い」と心で認めた瞬間
- バーティアの暴走ギャグシーン
- 二人の心がすれ違って切なくなる場面
- その他、あなたの推しポイント!
アニメ化でヤバいくらい楽しみなこと
2026年にアニメ化が決まってるんですが、正直、めちゃくちゃ楽しみすぎます。
- セシル王子の冷静なモノローグの再現度
- バーティアのハイテンション&爆走コメディ感
- 二人の“間”から滲み出る恋の火種
FAQ:よくある質問
Q1. 原作小説はどこで読めますか?
A. KADOKAWAから書籍版が発売されています。また「小説家になろう」でWeb連載版も読めます。
Q2. コミカライズは何巻まで出ていますか?
A. 現在6巻まで刊行中。特に表情描写が人気です。
Q3. アニメはどこで見られる予定ですか?
A. 2026年放送予定。配信プラットフォームは未発表なので、公式サイトで確認してください。
Q4. 類似の“悪役令嬢”作品は?
A. 『はめふら』や『ループ7回目の悪役令嬢』など。ただし“観察記録”という形式は本作だけの個性です。
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まとめ:もっと観察したくなる“恋の記録”
最初はネタ的な興味だったんです。「なんだこの悪役令嬢!?」って笑ってた。
でも読み進めるほどに、彼女のまっすぐさ、健気さ、ピュアな思いに打たれて、気づけば完全に感情移入。
「観察記録」っていう体だけど、これは完全に“恋の始まり”の記録です。
“ギャップは罪。だが、その罪に恋をしてしまう。”
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